コミュニティ経営のすすめ(5) コミュニティ型組織の評価と賃金 |
- 畑中 義雄(はたなか よしお)
- 有限会社人事・労務 チーフコンサルタント / 社会保険労務士 / 日本児童文芸家協会 監事
- 講師プロフィール
- 卸売り専門商社の営業職を経て2001年社会保険労務士試験合格。主に中小企業を中心に事業主の立場にたった経営・人事相談を行う。 特に賃金・評価制度においては、日本型年俸制度、コンピテンシー、目標管理などを用いたオリジナル人事制度構築を数多く手掛け、クライアント企業の活性化と業績アップに多くの成果をあげている。IPO実現のための人事制度・規定整備支援、上場企業の分社化における人事コンサルティング、労働基準監督署の労務監査対応なども数多く経験している。近年は同一労働同一賃金で運用する役割給制度や自律分散型組織(ティール組織)で実践する社員同士が対話で決める評価制度など、組織開発と結びついた新たな組織づくりへの提案も積極的に行っている。日本賃金学会第32回大会では、「自律分散型組織への移行と賃金体系の方法性」を発表し好評を得た。
コミュニティ経営とは、身体性を伴ったつながりの場と、地域の持続的な健全性に配慮していくことを探求していく営みのことです。書籍「コミュニティ経営のすすめ あいだのある組織の作りかた」の内容をもとに、全6回に分けて、これからの組織や個のあり方についてお伝えします。第5回は「コミュニティ型組織の評価と賃金」です。(32分)